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Series 10000

写真が大きくてスミマセン・・・しかし、この迫力はお伝えしたいです。
車輌について
 10000系は、73型の置き換えと輸送力増強を目的として、8000系の思想を踏襲しつつ、9000系で用いたステンレス構体を採用して製造された地上用の通勤車として昭和58年から平成元年まで製造されました。
 車体は9000系試作車と同様の軽量ステンレス製で、側面にはコルゲート処理を施した車体が特徴的となっています。
前面は9000系で採用されたFRPの額縁状の覆いを取り付けていますが、増解結に対応するため9000系と異なり、左右対称の中央貫通型のデザインを採用しました。

 制御方式は電動機の電機子回路を抵抗で制御し、界磁回路をチョッパ(GTOサイリスタ)で制御する界磁チョッパ制御を採用、電動機に複巻電動機を採用し、界磁の強弱を変更することで回生ブレーキを使用できるようになりました。また日光線の勾配に対応して抑速ブレーキも装備しています。
ブレーキは電気指令式空気ブレーキを採用しています。

 台車は8000系の後期車で採用されたS形ミンデン台車を片抱き式として、軽量化したものを使用、補助電源装置(MG)はCLG-703が、空気圧縮機(CP)はHB-2000CAが採用されるなど、8000系後期車と似ている部分が多くあります。

 編成は2、6、8、10連が在籍し、本線に6連9編成と2連の11203F、11204Fが、東上線に10連6編成と8連2編成、2連の11201Fと11202Fが在籍しています。なお、平成20年のダイヤ改正で東上線が全列車10連化され、8連と2連は連結された形で運転されています、4連は製造されていません。

また、11601F〜11603Fは上り方先頭車の下り方台車に軌条塗油装置が設置されています。
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(a)車内
(b)増備による変更点
(c)修繕工事
(d)主要諸元と機器類
 
編成表

10連 (4編成)
  ◇  ◇    ◇  ◇      ◇  ◇    

Tc1

M1

M2

T1

M4

TM1

T2

M1

M2

Tc2
クハ11000 モハ12000 モハ13000 サハ14000 モハ15000 サハ16000 サハ17000 モハ18000 モハ19000 クハ10000
  CT20 CP・MG3   CT10 CP・MG4   CT20 CP・MG4  
8連+2連 (2編成)
  ◇  ◇        ◇  ◇     ◇  ◇  

Tc1

M1

M2

T1

T2

M1

M2

Tc2

Mc

Tc3
クハ11800 モハ12800 モハ13800 サハ14800 サハ15800 モハ16800 モハ17800 クハ18800 モハ11200 クハ12200
  CT20 CP・MG3     CT20 CP・MG3   CT10 CP・MG
6連(未修繕車・修繕により消滅・9編成)
   ◇  ◇        ◇  ◇      

Tc1

M1

M2

T1

M3

Tc2
クハ11600 モハ12600 モハ13600 サハ14600 モハ15600 クハ16600
  CT20 CP・MG CP・MG4 CT10 CP・MG
6連・修繕車 (9編成)
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Tc1

M1

M2

T1

M3

Tc2
クハ11600 モハ12600 モハ13600 サハ14600 モハ15600 クハ16600
  CT20 CP・MG3 CP・MG4 CT10 CP・MG
2連(4編成・うち2編成は8連と固定で使用)
◇  ◇     凡例
CT20
CT10
CP
MG3
MG4

VMC-HTR20A
VMC-HTR10A
HB-2000CA
CLG-703
CLG-704

Mc

Tc3
モハ11200 クハ12200
CT10 CP・MG4

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