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Series 8000(C) -更新修繕における変化-
バリアフリー対策修繕車(通称スーパー8000系)・800系、850系
(平成15年〜、修繕分類E)

▲通称スーパー8000系の81113F

▲3連+3連に分割された850系

▲車内 スターションポールや窓が締め切られている様子が見て取れる。
 平成15年以降(81113F以降)に修繕された編成はバリアフリー法施行に伴い、ワンマン修繕車(修繕分類D)を基にバリアフリーに対応した修繕メニューへと移行しました。
また、東上線に所属する81120Fのみ50000系と同様の材質の床敷物を使用しています(後述)

また、修繕工事に合わせて編成の分割を行っている編成もあり、平成16年に誕生した800、850系や、宇都宮線用のワンマン編成はこれに該当します(詳しくは【車両紹介】8000系-両数と編成番号の項を参照)

また、LED修繕からのワンマン運転用に改造された81108F、81109F、81111F、81112F(4連)や、8連を4+4に分割した編成もなどもこの分類の追加工事が行われています。

(但し、81110F、81113F、81114Fは分類Eで修繕工事を受けていますが、本線・野田線での使用が前提となっているため、ワンマンの機能が設置されているかは調査中です)
・追加修繕工事内容
・側面窓の締め切り ・座席にスターションポール設置(3-4で仕切)
・鴨居部への車内LED装置が設置されました。(千鳥配置)
表示内容は30000系と同様に漢字、カタカナ、
英字の順で流れます。

森林公園検修区に所属する81120Fは、床敷物が通常の編成と異なり、50000系と同じ材質のものを使用しています。
なお、同編成は西新井工場最終出場編成でもあります
・ヒストグラムデザインのプレート設置(撮影例は禁煙プレート)
修繕分類Dまでの修繕車 修繕分類E以降の修繕車
・車椅子の車輪部分のドアレールの欠き取り設置(車椅子スペース横のドア部分のみ)
修繕分類Dまでの修繕車 修繕分類E以降の修繕車
・時刻表用の枠取り付け
館林地区(館林所属)と宇都宮線用(新栃木所属)のワンマン対応の8000系(800系、850系含む)では、 車内に大型時刻表が貼り出されています。
平成18年度以降の修繕編成(81118F?から)は、乗務員室直後に時刻表を入れる枠が設置されています。
(それ以前の編成はビニール製の化粧板に時刻表を直貼りしています)
→追記:ビニール製の時刻表を直貼りしている編成にも枠を取り付けている編成がいるようです。
8562F、時刻表は化粧板に直に貼っています。 こちらは8190F、枠の中に時刻表が入っています。
・先頭改造クハの妻面ガラス1枚化(8連を分割編成のみ)
通常の妻面
先頭改造されたクハの妻面
東上線の8連を4連+4連に改造した編成について、サハ8900から改造されたクハでは、以前妻面に設置されていたドアコックの関係で、貫通扉の撤去と妻面のガラスが1枚化されています。
寒冷地対策修繕車、平成18年〜、E’
 平成18年度に修繕された編成は宇都宮線でのワンマン運転のため、寒地対策を施してあります。
基本的な工事内容は修繕分類Eに準じていますが、あくまで追加で設置された設備なので、今回は 修繕分類E’ とします。

また、宇都宮線ワンマン化に際して、七光台支所のLED修繕(C)の81108Fが新栃木支所に転属の上追加改造されています。
・追加修繕工事内容
・ライトケース内にデフロスタ設置 ・Tcのモハ寄り台車にセラジェット設置
(滑走、空転防止のためにアルミ粉が噴射されます)
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