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Series 8000(F) -廃車-
【閲覧注意!】
このページは車両を解体している画像が含まれます!閲覧の際にはご注意ください。
 昭和38年から製造が始まり、昭和58年まで計712両が製造され、その後21年間廃車が0で活躍してきた8000系でしたが、
平成16年に10両廃車が生じ、その後平成20年から本格的に廃車が発生しています。
・平成16年 - 800系、850系改造に伴う廃車

廃車されるサハ8995
平成16年、主に群馬方面の各線のワンマン化に伴って、東上線所属の8連を、3連×2の編成に改造することとなりました。
その際に中間車のサハ8900が余剰となり、8連の5編成分×2の10両廃車がとなりました。
津覇車輌で半分に切断の上、解体されています。解体された車両は以下の通りです。
編成番号 サハ@ サハA 改造後編成
8187F 8987 8988 803F+853F
8193F 8993 8994 804F+854F
8195F 8995 8996 801F+851F
81101F 89101 89102 802F+852F
81103F 89103 89104 805F+855F
・平成20年 - 本格的廃車の発生
800・850系の改造後に廃車の無かった8000系ですが、平成20年に廃車が発生しました。
主に故障車、未修繕車、初期車が中心となっていますが、今後も発生するものと思われます。
●平成20年3月17日
 その後3月になると、森林公園検修区所属の8108Fと8517Fが回送されてきました。
こちらは深夜でなく日中に回送されています。
特に8108Fは初期修繕車であり、東上線90周年リバイバル編成で、8517Fは近年まで本線で活躍していた編成でした。
●平成20年3月23日
 8108F回送から1週間後に、今度は8115Fが渡良瀬北に回送されています。
これは8115Fが故障していたためで、自走可能だったものの、伴車として森林公園から8504Fが回送され、一緒に回送されています。
平成20年5月の渡良瀬北留置線の模様です。
満線状態の渡良瀬北、EDの後ろに8504F+8517F+8115F、8134F+8523Fが、その左の線に未修繕×3と8108Fが留置されています。

平成22年となった今、8000系は廃車が進行、残り500両を切っています。
初期に製造された編成や初期修繕車ばかりではなく、8156Fや8179Fなど、LED修繕の編成も廃車されており、予断が許せない状況です。
解体中のクハ8130、運転台機器の撤去が行われました。 廃車第1弾となった8523Fと8580F、モハ8523に尾灯を
移動したため、クハ8623はライトケースがふさがれています。
重機によって解体され始めた8000系 クーラーや窓ガラスなどの撤去されたクハ8611
平成20年5月の渡瀬北留置線付近 平成22年11月の渡瀬北留置線付近
手前の空地が整地されました。
【※現地を訪れるにあたって…】
解体を行う渡瀬北留置線は佐野線の線路に沿っており、定期列車の往来もある区間です。
また、足場も不安定であることから、現地を訪れる際は十分注意してください。
平成22年11月現在、解体線脇の空き地に工業団地が造成されることに伴って工事車両が往来するほか、
解体線にも近付けなくなっていますのでご注意ください。

弊サイトで公開している画像はすべて敷地外から撮影しているほか、列車の往来に注意した上で撮影しています。
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