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Series 8000(C) -更新修繕における変化-
ワンマン修繕車(平成13年〜平成16年、修繕分類D)
 平成13年度以降のワンマン修繕車(正確には8568Fから後の2連)は、LED修繕車(修繕分類C)の修繕メニューに、更にワンマン運転用の機器が搭載したものです。
 これは将来的なワンマン運転に準備を行ったもので、平成15年からこの設備を生かして、小泉線(大田〜東小泉)と大師線がワンマン化されています。

・東上線の小川町〜寄居間のワンマン化に関連して・・・
 また、平成17年度の東上線ワンマン化では、平成15年度の修繕工事と同時にワンマン改造を施工した81107F、81119F、81120Fの他、一度平成13年度にLED修繕編成(修繕形態C)として修繕した81109F、81111F、81112Fにワンマン対応設備の追加工事を行いました。これらの編成についてもこのメニューで修繕されています。
なお、これらの工事は森林公園検修区で行われています。当サイトでは、これらの編成も修繕形態Dとして分類します。
・追加修繕工事内容
・ワンマン対応工事実施
・車外スピーカ設置(片側2箇所) ・非常通報装置の取り付け(乗務員室背後部分)
・開戸鍵装置を設置(ドアスイッチ下のもの)※3 ・ワンマン、ツーマン切り替えスイッチ
・開戸鍵装置を設置(運転台パネル横)※3
(画像が荒く申し訳ございません)
・非常力行装置のスイッチとCPの強制起動スイッチ
(画像が荒く申し訳ございません)
・乗務員扉上部に水切りを設置
(8570F以降の修繕編成)
・貫通扉へのワイパー取り付け
(ワンマン本運転まではワイパー台座のみ設置、
クリックするとワンマン台座のみの写真を表示します)
・空調設備のマイコン化
・ワンマン機器関連でデッドマン装置
※1、自動放送装置、非常力行装置※2なども追設
・また運転台で車両後方の尾灯の点灯、消灯を操作できます。

※1 デッドマン装置:運転士の非常事態の際に列車が緊急停車できる装置で、マスコン下に設置されており、マスコンオフの際に足元のペダルから足が離れると自動的に非常ブレーキのかかる装置(現在は全車両に工事中)
※2 非常力行装置:機器(主にCPやMG)故障時の加速不良を解決する装置

※3:開戸錠装置:ワンマン運転の際に編成の片方の乗務員室が無人となるため、反対側の乗務員室にも鍵を掛けられる装置のこと。
乗務員室内のドアスイッチ下と運転台のワイパースイッチの下に設置。
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