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Series 8000(C) -更新修繕における変化-
幕修繕編成(昭和62年〜平成7年、修繕分類B)
 昭和62年からこのタイプに修繕内容が変更され、従来の東武顔から形状が6050系のようなブラックフェイスへ変更されたのと、スカートが設置されたため、かなり印象が変わっています。

長期間に渡ってこの内容で修繕されたので、同じタイプの編成が多いように見えがちですが、修繕年度ごとに差異が生じています。
顔以外の修繕内容については初期修繕車(修繕分類@)と同一メニューで修繕されていますが、以下の点が追加されています。
・修繕工事内容
・前面のブラックフェイス化 ・前照灯形状変更
・運転台パネルを10030系と同等のものに交換 ・スカートの設置
・乗務員室直後のつり革減少
初期修繕編成 幕修繕編成
・昭和63年度修繕車から
・運転台後部の仕切り窓の閉鎖
左:昭和62年度修繕車(8102F)、右:平成4年度修繕車(8138F)
・平成元年度修繕車から
・座席の蹴りこみ板の形状を10000系と同等のものに変更
左:昭和62年度修繕車(8112F)、右:平成12年度修繕車(8171F)
・平成4年度修繕車から
・乗務員扉の取手取り付け
左:昭和63年度修繕車(8131F) 右:平成10年度修繕車(8157F)
・平成7年度修繕車から
・通風器の撤去
左:平成6年度修繕車(8148F) 右:平成10年度修繕車(8166F)
他にも以下のような工事が実施されています。

・スイッチ類のボックス化
・蛍光灯増設とこれに伴う予備灯の撤去、蛍光灯との共通化(平成2年度修繕車から)
・空調グリルの変更(平成2年度修繕車から)
・尾灯LED化(平成4年度修繕車から)
幕修繕編成ギャラリー
急行運用に就く8114F
岩槻留置線で休む8521F、この編成は8155Fと半固定状態となっています。
10月に本線から転属した8143F、相方は数少ない初期修繕車の8509Fです。
七光台検修区にて休む幕修繕編成、よく見るとすべて初期車であるのがわかります。
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