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Series 8000(C) -更新修繕における変化-
初期修繕編成(昭和61年、修繕分類A)
 初期編成の登場から約20年経過した8000系は、車両の延命も含め、昭和61年から更新工事を開始しました。
第1陣として更新された編成は陳腐部の更新と接客レベルの向上を目的とした修繕工事が実施されました。
このタイプでの更新車は前面の顔の形状が変更されず、未修繕車とほぼ同様の形状となっています。

ただし、修繕作業自体に手間が掛かることやコスト面の問題でほんの1年間に数十両の更新を行った後に修繕メニューが顔を更新する幕修繕(修繕分類B)に移行したため、初期修繕編成自体は少数派となっています。
初期編成と言うこともあり、今後の動向が気になります。
・更新工事内容
・運転台下の通風孔撤去 ・助手席側にワイパー取り付け
・前面幕装置を自動化 側面に自動行先表示幕装置設置
・中扉の締切ランプ
未修繕編成 初期修繕編成
・ドア開閉灯の増設(1灯→2灯)
未修繕編成 初期修繕編成
・床材、内装などの更新(10000系ベースのクリーム色に)
未修繕編成 初期修繕編成
他にも以下のような工事が実施されています。

・外板の張替え、交換、補修
・高圧電気回路の交換
初期修繕編成ギャラリー
側面に広告を貼って活躍する8104F、野田線では数少ない初期修繕編成。
平成16年の森林公園検修区撮影会にて
ある日の森林公園にて、初期車とて容赦なく急行で運用される。
浅草口から栃木、館林など幅広く使用される本線所属の8127F
雪の中ひたすら区準運用をこなす8516F
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