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Series 50000
車内
 
・50000系・50050系・50070系(初期)

 車内は、白色の化粧板を基調とし、座席モケットは紫基調のウィステリアパープル、優先席部分は青緑基調のコンフォートグリーンとし、座席は片持ち式としています。床敷物はグレー系でまとめられており、中央部が明るいグレーに、側引戸前は注意喚起のためイエロー系となっています。
 モケットは、初期に導入された50000系(2編成)と50050系(〜51060F)までがウィステリアパープルでしたが、平成21年ごろよりキュービックブルーに張り替えられ、座席バネの改良も行われています。
7人掛け 車端部3人掛け(優先席)
・50000系増備車、5050系増備車
 50050系の増備車は、側窓が2分割となり、開閉式となったため、中央にピラーが設けられています。
また、座席がSばね式に改良され、座り心地が向上しています。
・51075F

 51075Fは、側窓の窓枠が変更され、7人掛け部分の側窓の3/2が開閉するようになりました。
車内側のピラー部分のサッシは白色でまとめられています。
・51076F・51077F
51076F、51077Fについては、車内鴨居部にLED表示器でなく、LCDタイプの液晶表示装置が搭載されています。
この2編成については、床下にTVS装置が設けられており、液晶の表示内容についてはこの装置により制御されます。
鴨居のLCDは1画面で、左側は広告枠が設けられている。半自動、締切中の表示板は設けられていない。 表示は日本語→英語→韓国語の順で表示されます。
・50090系(TJライナー)

 50090系は、50000系と異なり、7人掛け部分が近鉄5800系のL/Cシートや仙石線205系の2wayシートに似た、2席1ユニットのマルチシートとなっています。
TJライナー、および送り込みの快急運用時にはクロスシートとして、それ以外の急行や快速、普通列車としての運用時にはロングシートとして使用用途ごとに使い分けることができます。
 クロスシート時は、座席下部の回転用ペダルを踏むことで、向きを回転することができます。なお、ロングシート時はペダルは収納されています。なお、ロング、クロスの変換や、クロスシート時の方向変換は自動で行います。
 座席にはライナー券受けを兼ねたヘッドカバーが取り付けられています。座席上の手すりは、クロスシーと運用時に乗客が頭をぶつけないため、青色のクッションが取り付けられているのが特徴です。

車端部は固定式の3人掛けですが、こちらもハイバックシートとなっています。
また、50090系は妻面の貫通引戸上にもLED表示器が取り付けられています。表示内容は鴨居状のものと同一です。
50090系の座席(ロングシート) 50090系の座席(クロスシート)
50090系の車端部座席
(優先座席、固定座席)
50090系の座席回転
(6人掛けのうち、2番目→1/3番目の順で回転します)
ドア上のLED表示器 50090系の貫通扉上のLED表示器
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