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Series 100 | |
車両について | |
100系は平成2年に登場した日光線特急用車両で、「SPACIA(スペーシア)」の愛称で親しまれています。 100系の登場により、これまで特急として使用していた1720系(DRC)の置換えを完了しました。 コンセプトはDRCを引き継げるような高級特急を目指すというもので、グッドデザイン賞とブルーリボン賞を獲得しました。 制御装置は10080系で試験した日立製GTO式VVVF制御を採用しています。日光線の勾配対策として6両全車両がM車となっている他、抑速ブレーキと耐雪ブレーキも設置されています。 車体は東武鉄道で初となるオールアルミ合金製で、軽量化が図られています。また、車内の防音性を高めた結果、床板の厚さが厚くなっています。 台車はボルスタレス台車を採用しましたが、乗り心地の都合から105F以降の製造編成にはヨーダンパが設置され、105F以前の編成についてもヨーダンパが追設されました。 内装は外国人デザイナーを用いて豪華な設備になっているほか、6号車は全車両個室となっています。 座席にスピーカーが設置され音楽が聴けましたが、装置の不調により撤去されました。 登場から16年経過しますが、未だ高級な特急の代表格として使用されています。 平成18年3月からはJR新宿への直通運転が開始され、106〜108Fが直通対応用抜擢にされ、JR用の保安装置を搭載した他、東武線内では3桁の数字だった座席番号をJR式の数字+A〜Dの番号にに統一するために新規で座席番号を振りなおしたほか、JR線内はグリーン車扱いとなるため、グリーンマーク張りつけなどが行われました。 |
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台車 | |
TRS-90(SS-115・全車で使用) | |
【車両紹介動画】 100系スペーシア JR大宮駅を発車します。 |
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車輌概要 | |
使用路線 | 本線、鬼怒川線、日光線 |
配置検修区 | 南栗橋検修区春日部支所 |
所属編成数 | 6連:9編成 (うち3編成がJR乗り入れ対応) |
更新業社名 | アルナ工機、東急車輛 |
制御方式 | GTOサイリスタ式VVVF制御 |
起動加速度 | 2.0km/h/s |
減速度 | 3.7km/h/s(常用) 5.3km/h/s(非常) |
歯数比 | 84:16 = 5.31 |
最高速度 | 130km/h(設計) 120km/h(営業) |